『RTA in Japan Online 2020』への協賛についてのお話|「こみゅリポAdventCalender 6日目」
こんにちわ。
『オタクからアスリートまで』をコンセプトにしているアパレルブランド『無敵時間(mutekijikan.com)』です。主にTシャツやパーカー等のオリジナルウェアを販売しており、親和性の高いゲーム界隈・コミュニティにも関わらせていただいております。
『こみゅリポAdventCalender(https://adventar.org/calendars/5161)』
の他の参加者の皆様とは立場が異なりますが、主催者の「さとけんさん」よりお誘いいただき、せっかくの面白い機会なので参加させていただきました。
今回は2020年8月に開催された『RTA in Japan Online 2020』への協賛について、経緯や意識していたことなどを、無敵時間側の視点でまとめさせていただこうと思います。
何かしらが誰かしらのヒントの1つにでもなっていただけたら幸いです。
本題に入る前に、『無敵時間』がどんなブランドなのかを紹介させてください。
まず『無敵時間』は個人で活動しているインディーズブランドです。
元々「こんなシャツが欲しい!」という個人的欲求からTシャツを作ったことから始まり、
「せっかくだから販売してみよう!」
↓
「売れるために露出を増やそう!」
↓
「昔からお世話になっているゲーム界隈にも恩返ししよう!(親和性も高い!)」
↓
「いろいろなコラボをやってみよう!(これも『無敵時間』だよね!)」
という流れで現在に至っています。
このような流れの中で、元々プレイしていたという縁もあって格闘ゲームのコミュニティ大会への協賛やプロゲーマーへのサポート等に関わらせていただき、ゲーム界隈はもちろんリアルスポーツ界隈にも認知度を広めつつ、今は興味のあるジャンルの面白さを相互に広められる橋渡し役を目指しております。
(他にも自分が面白い!見たい!参加したい!と思える音楽ライブイベントやトークイベント等を企画・主催しております)
コンセプトである『オタクからアスリートまで(From nerds to athletes)』には、層としての幅と、推移としての幅の意味を持たせています。ブランドとして目指しているのは、インドア系のオタクが着てもアウトドア系のアスリートが着ても様になる価値観で、何かを突き詰めようとする人はそのジャンルのオタクでありアスリートでもあると考えています。
この考えを元にブランドを通じて、どんな人にも実生活の中で『無敵時間』と呼べる時間が流れている瞬間ってあるよねっ!ということを共有したいと思っています。
▼参考:『無敵時間』のコンセプト/協賛等の履歴
https://mutekijikan.stores.jp/about
では、そんな『無敵時間』がどうして『RTA in Japan Online 2020』に協賛することになったのか。それは、過去の協賛等にも言えることですが、結局のところタイミングと巡り合わせが一番の要因だと思っています。
もちろん『RTA in Japan』というイベントは一昨年くらいから楽しくチェックしておりました。アクションゲームのRTAでは『無敵時間』という状況を利用したテクニックは定番となっており、「親和性が高いんじゃないか?」と思っていたので、いつか協賛できたらいいなと思っていました。
そして2020年5月頃。
Tシャツを作っているブランドとして、夏商戦に向けた準備を進めなければならなかったのですが、折しも新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除されたばかり。夏の屋外イベントは軒並み中止になり、さらにまだまだ自粛ムードが続く中、果たして普通にTシャツを作ったとしても売れるのだろうか(ブランド価値は高まるのだろうか)という不安がありました。
しかし、ちょうどその頃にイベントがオンライン開催されるというニュースが出始め、『RTA in Japan Online 2020』開催のニュースを知ったのもこの頃でした。
「そういえば夏のRTA in Japanはオンラインイベントだったんだ!」
そう思った瞬間に協賛の申し入れメールを送らせていただき、数日後に返答メールが返ってきたのですが、「グッズ制作・販売にお困りだったこと」「一般社団法人化の発表を行う」等のトピックが重なっていたこともあり、快諾いただくことになりました。
(こういったタイミングが訪れた時に動ける準備や提案できるブランド価値を持っていることも重要だと思っています)
▼参考:RTA in Japan様による『無敵時間』協賛のお知らせ
https://rtain.jp/rtaij/mutekijikan/
▼参考:RTA in Japan様による一般社団法人設立報告
https://rtain.jp/rtaij/general-incorporated-association/
協賛のきっかけが新型コロナウィルスだったと言えなくもないですが、世界の新型コロナウィルス治療の現場で活動を行っている『国境なき医師団』に寄付させていただくことになったのは、これもまた巡り合わせだなあと思いました。
『RTA in Japan Online 2020』に協賛させていただくことが決まり、グッズの制作や準備を進めていったわけですが、その中で協賛するにあたって心がけていたこと・考えていたことについて紹介します(他のイベント等への関わりや協賛にも通じる部分があります)。
①協賛の意識
協賛するイベントに金品を提供するだけでなく、無敵時間というブランドが協賛することで参加者の皆さんに何かしら新しい楽しみや刺激を提供したい。
→参加者のモチベーションを上げ、イベント全体を盛り上げることに一役買う。
②協賛の狙い
協賛の目的としたのは、イベントの成功やブランドの認知度向上はもちろん、小さなブランドによる協賛であってもチャリティイベントで利益が出せる姿(成功例)を見せること。
→ブランド名とイベントの親和性が高いことはわかっていたので、そこで結果を出すだけでなく、さらにイベントを大きくするための協賛が得られるようなモデルケースを目指す。
(余談ですが、イベント期間中にツイッターで「無敵時間にはきちんと利益を出してもらい、次も協賛してもらいたい!」という激励をいただいたのは嬉しかったです。)
③協賛の心構え
『RTA in Japan』と『無敵時間』というこれ以上ない(かもしれない)親和性のある組み合わせだからこそ(しかも日本最大級のRTAイベント)、最高の協賛者でありたい。今後イベント規模がどんどん大きくなっても『RTA in Japan』と言えば『無敵時間』と言われるようになりたい。そうあるための姿勢を見せる。
→チャリティイベントへの協賛は続けることに意味がある(そのための②)と考え、今は『RTA in Japan』への協賛のおかげで『無敵時間』の露出も増えていますが、『無敵時間』がブランドとして大きくなることで他のジャンルへの行き来も行われ、関わってくれた人や団体に対してさらに恩返しできるように成長していく。
このようなスタンスで協賛させていただいたわけですが、運営様・参加者様・視聴者様からも暖かく迎えていただくことができ、おかげさまで12月27日(日)~31日(木)に開催される『RTA in Japan 2020』にも引き続き協賛させていただけることになりました。
固い話が続いてしまったので最後におまけレポートを。
『RTA in Japan Online 2020』の期間中、走者様や解説者様が「無敵時間を使って~」等と話した後にチャット欄に溢れた『無敵時間さん!?』現象について、その発生と推移を調べてみました。
前提として、協賛(無敵時間)の紹介については運営様からも無敵時間側からも走者様や解説者様にお願いしておりませんしノルマもありません(笑)。全て自主的かつ偶然的かつ必然的な発言だったのです(?)。
▼『無敵時間さん!?』に関わる主なトピック
・ソニックアドベンチャーDX(2日目2タイトル目)
https://www.twitch.tv/videos/709483888?collection=JbtZtK7UKhYV4g
『無敵時間』が解説用語として初登場?
・ブラスターマスターゼロ2(2日目3タイトル目)
https://www.twitch.tv/videos/709483887?collection=JbtZtK7UKhYV4g
ボス戦でゴリ押しのために『無敵時間』の解説を強調
・スーパードンキーコング3(2日目4タイトル目)
https://www.twitch.tv/videos/709483889?collection=JbtZtK7UKhYV4g
『無敵時間』からの協賛紹介の流れが完成
・メタルスラッグX(2日目12タイトル目)
https://www.twitch.tv/videos/710040656?collection=JbtZtK7UKhYV4g
協賛紹介の流れがノルマと言われ始める
ツイッターでもこのお約束的な流れを好意的に捉えてらっしゃる方がたくさんいて、初めての協賛でこれほどブランド名をおもちゃにしてもらえたら、これ以上に嬉しいことはないですね。
ただ、独特な身内感が出てしまうと途中から見始めた人にとっては『RTA in Japan』というイベントに対してマイナスなイメージになりかねないので、ほどほどにお願いしたいと思っていました(笑)
※ツイッターで拾った情報によると、イベント期間中にチャット欄に『無敵時間』という単語がポストされた数は約10,000回で2位。1位は1日目の深夜から約20,000回もポストされた『冗談じゃねえ』とのことですw
『無敵時間』で基本的に中の人が面白い・カッコいいと思ったことに首を突っ込んでいます。ですが全ての企画・イベントを網羅することは到底できません。面白い企画やイベント、一緒に盛り上げたい企画等がありましたら、ぜひお知らせくださいませ。
12/6:21時11分追記
ツイッターにて情報提供いただき、最初に「無敵時間」の紹介があったのは、1日目の2タイトル目の『サガスカーレットグレイス緋色の野望』のラスボス戦でした。
https://www.twitch.tv/videos/708958798?collection=JbtZtK7UKhYV4g
もちろんリアタイしていたのですが、失念しておりました。
大変失礼しました。